レアな体験ができる!「歌舞伎座ギャラリー」
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銀座と築地の中央に位置する歌舞伎座は日本が世界に誇る伝統芸能の聖地。その前では写真撮影をするたくさんの観光客でいつも賑わっています。日本人における「パリオペラ座」のような場所なのでしょう。でも、ゆっくり舞台で歌舞伎を堪能する時間がない、お金もない、敷居が高そう……と、すごすご帰るのはもったいない!歌舞伎座タワーの中にある『歌舞伎座ギャラリー』に立ち寄るべきです。
入場チケットは2種類あります。大人料金で600円と1500円。1500円はイヤホンガイド付き(日本語のみ)プラス、歌舞伎座の場内を見下ろす『場内観覧室』で、公演中の舞台を3分間見ることできるオプションつき。
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チケット購入すると係員に案内され、朱色に染まった「五右衛門階段」を降りて、閲覧室に向かいます。階段横には、歌舞伎座の瓦葺大屋根がドーンとお出迎え。軒瓦(のきがわら)には歌舞伎座のシンボルである鳳凰の紋がデザインされて、その中にひとつだけ顔の向きが反対の「逆さ鳳凰」があります。それを見つけることができるといいことがあるそう!必死で探しまし
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た。完璧に仕上げてしまうと良くないことが起こるという考え方で、あえてひとつだけ反対にしているとは、日本人ならではのそこはかとない美学を感じる発想です。
いよいよ『場内観覧室』で本物の歌舞伎をチラ見。ガラス張りの小部屋なのに、役者さんの声が舞台からびんびん届いてきて迫力満点。3分間は短すぎますが、テンションはあがりっぱなし。ギャラリーは「しる」「みる」「ふれる」「やってみる」がコンセプト。歌舞伎の舞台で活躍する、渋い大道具やちょっと笑える小道具、豪華な衣装などが展示されています。写真撮影は映像以外ならOK。船をこいでみたり、籠にのってみたり。暖簾をくぐってみたり、花道を歩いてみたり! シャッターきりまくりで大忙し。イヤホンガイドを聞く余裕は全くありませんでした。波、蛙、船をこぐなど効果音を出すにも、驚きの仕掛けがありました。全てが昔から引き継がれた知恵の結集。長い歴史を持つ歌舞伎は、華やかな衣装、なんとも言えない隈取、そして黒子の存在など、これは唯一無二の魅力が詰まっていると改めて感じました。
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歌舞伎のテーマパークで過ごせば誰もが役者気分になれます!言葉がわからなくても、充分に楽しめる体験型。日によっては英語ガイドが案内してくれるスペシャルツアーもあるので、ぜひぜひチェックしてください。