もうひとつの小江戸「栃木市」に注目!
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今回、ニャパンがやってきたのは、東京からは電車で80分程の栃木市。都会の喧騒をしばし離れて、プチトリップにオススメです。日本には「小江戸」と呼ばれる街がいくつかありますが、栃木市もそのひとつ。川越よりローカルな感じが狙い目!
栃木市内を流れる「巴波川(うずまかわ)」を利用していた江戸との舟運や、京都から江戸幕府初代将軍・徳川家康が祀られている日光東照宮へ布帛、衣服、紙、玉、酒,兵器を奉納する勅使が通った道「日光例幣使街道」の途中にあったので宿場町として栄えていました。その当時の蔵造りの家が今も残っていて、江戸情調がたっぷりなのです。
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今回のニャパンの旅は「蔵の街やどかりの家」というシステムを利用しました。昭和のムード溢れる古民家に格安で宿泊できるのです。何人でとまっても、1組1泊2000円! しかも、キッチン、バスも完備で、家電や食器も揃い、食器も布団(4組)まで用意されています。希望すれば長期滞在も可能という至れり尽くせりのシステム。
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栃木の暮らしを体験し、移住を検討してほしいと栃木市が取り組んでいるプロジェクト! もちろん海外の方も利用OKで、実際にここでの滞在で移住を決めた海外の方もいるそう。若い世代も「初めてだけど、なぜか懐かしい~」と日本家屋での宿泊に感激するんですって。ぶっちぎり昭和世代のニャパンはめちゃめちゃ向田邦子気分になりました。
縁側で日向ぼっこしたり、畳に寝転んだり。夏休みのおじいちゃんやおばあちゃんの家を訪れた記憶が蘇るひと時になりました。
街を歩けば、昔見た映画のような風景が迎えてくれます。
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蔵造りの街並みの中には、洋館も多いのが印象的。明治期にはハイカラの気風が好まれていた名残りなのですね。ぶらり1日散歩するにはちょうどいいサイズ感の街。まずは、「横山郷土館」に。ここは銀行と麻問屋を営んでいたと言う横山家のお屋敷や店舗の様子を垣間見ることができます。貴重な資料が盛りだくさんで、見所がいっぱい。その後は「蔵の街の遊覧船」に乗船。巴波川から蔵の街を眺めつつ、船頭さんの竿さばきと舟唄を聞きながら、川で大切にされている鯉に餌をあげながら、居心地よく揺られました。乗船料は500円で、1日に何度でも乗れるのがうれしい。
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そこからゆっくり20分程歩くと、重要伝統的建造物群保存地区に選定された「嘉右衛門町(かうえもんちょう)」エリア。石を積み上げる石蔵造りの倉庫や、外壁を土壁で仕上げている土蔵のものなど、日本の伝統的な建築様式が通りの左右に自然にあるので、タイムスリップ感が半端ない。ここで必ず行ってほしいのが「油伝味噌(あぶでんみそ)」。1781年創業という味噌作りの老舗。歴史を感じさせる店の佇まいも最高な上に、そこでいただける味噌田楽は極上!!正直、こんなにおいしい田楽は人生初でした。
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さらに栃木名物のじゃがいも入り焼きそばが味わえる地元で人気のお店を発見!
焼きそば「桜井」。元呉服屋から転身したという店主が心を込めて作ってくれる焼きそばの味は温かく懐かしい味! 350円なんて信じられません。
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お腹いっぱいなったら、もう一歩き。
栃木市屈指の旧家。岡田記念館・別邸翁島も見逃せません。宮大工の匠の技がぎっしりつまった日本家屋は、細かい作りがスゴイ。翁島は岡田家22代目当主のこだわりで、銘木を集め、釘を一切使っていない。10mある欅一枚廊下は贅の極み! 広い敷地内の竹林もすばらしいものでした。映画やテレビドラマの撮影で度々使われるのも納得です。
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江戸風情を満喫した最後に足を向けたのは、栃木駅から徒歩で12分のところにある「岩下新生姜ミュージアム」。
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日本人には「岩下の新生姜♪」とメロディでお馴染みの有名なしょうが製品メーカーです。ピンクの形状がいろいろな想像を膨らませると話題(笑)!このミュージアムは、やはりサブカル臭がハンパない。
まさに、しょうがによる、しょうが好きのための、しょうがミュージアム。ピンクの独自世界は写真撮影が止まらない。併設のジンジャ神社は子孫繁栄も願えます!
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ニュージンジャーカフェではしょうが入りのユニークなメニューがズラリ。お土産屋さんも見飽きない。しょうがのテーマパークは斬新ですよ!
小江戸「栃木」に海外の方も、日本の方も訪れてほしいな。さまざまな発見がありますよ。
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